2022.06.10 ソフトウエアで初のJISマーク認証アルプスアルパインの携帯向けアプリ

複数台のスマホやタブレットで映像や音楽を共有できる

 アルプスアルパインの携帯端末向けアプリ「Share to Care」(S.t.C)がソフトウエアに関するJISマーク認証を国内で初めて取得した。

 JIS認証の対象はこれまで工業品や加工技術だったが、2019年の産業標準化法改正でソフトやデータなどの電磁的記録やサービスが追加された。

 今回、第三者認証機関の日本品質保証機構(JQA)がS.t.Cの機能適合性や信頼性、セキュリティーなどの品質面、継続的に生産するための品質管理体制面を審査し、ソフトウエアJIS認証(X25051)を決定した。

 S.t.Cは動画や音楽などのコンテンツをスマートフォンやタブレット型端末を使って、身近な人と共有できるアプリ。「親機」となる端末と「子機」との間をWi-Fiで接続し、デバイス内の映画や写真を自宅や車内など同じ空間で楽しむことができる。

 既にGoogle Playでの無償提供を開始。今月中にApp Storeでも公開の予定だ。

(14日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)