2022.07.01 スマホのライト当てホログラム出現模倣品対策へ真贋判定簡単に  凸版印刷が開発

「イルミグラム」に光を当てる前(左)と、光を当てている様子(右)=凸版印刷提供

 スマートフォンのライトのような強い光を当てると、どの角度からでも奥行きのある画像が現れる--。凸版印刷は、そんなホログラムを開発したと発表した。本物かどうかを見分ける真贋(しんがん)判定を簡単に行えるようになる。模倣品の対策技術として注目を集めそうだ。

 今回開発した新たなホログラムは「イルミグラム」。偽造品の流通を防ぐ対応が求められる医薬品や高級ブランド品などの広範な用途に向けて提供を始めた。

 光源を動...  (つづく)