2022.07.19 7月3連休の各地家電量販店エアコン、冷蔵庫が動く

冷蔵庫の売り上げを伸ばした上新電機大日イオンモール店(大阪府守口市)

 新型コロナウイルス感染拡大の「第7波」が懸念される中での16~18日の3連休。各地の家電量販店はエアコン、冷蔵庫など大型家電を中心に大きく動いた。夏休みを控え、ゲームやおもちゃにも注目が集まり、買い物客でにぎわった。

 上新電機大日イオンモール店(大阪府守口市)は、エアコンや冷蔵庫、掃除機などが前年より売り上げを伸ばした。同店店長は「節電志向の高まりから、商品説明を重ねることで省エネタイプが売れる」と話す。

 掃除機は新商品が発売されたこともあり、好調に推移している。今後も提案力を強化し、エアコン、冷蔵庫をメインに夏物商品の拡販に当たる。

 ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)は、エアコンや冷蔵庫、ドラム式洗濯機の動きが目立った。節電や除菌機能が重視され、エアコンと扇風機、サーキュレーターのセット購入も多かった。蒸し暑くなってきて、除湿器の購入も堅調だった。

 ビックカメラ名古屋JRゲートタワ店(名古屋市中村区)のエアコン売場は商談客が絶えず、「最短22日の取り付け工事」をアピール。扇風機やサーキュレーターは電気代が節約できるDC扇が人気で、購入商品を持ち帰る来店客が多かった。
(20日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します)