2022.07.26 RFIDで医療機関の物流支援帝人がDXのソリューション

帝人のブース

 様々な物流関連の現場で、バーコードに加え、RFID活用が広がっている。帝人は医療物流のDXに取り組んでいる。物流管理を改め、トレーサビリティーやコスト節減、安全性確認などのメリットを通じ、医療費の増大や担い手不足にも対応するソリューション。物流の共同化などにも資するもので、現場の経験則などへの依存からの脱却にもつながりそうだ。

 取り組みの背景には、医療機関のさまざまな物流管理の課題がある。また、大都市圏の医療機関では院内在庫スペースも不足しており、効率的な配送を検討しようにも院内スペースに合わせた配送しかできない状況だ。さらにコロナ禍で、まとめて調達した材料なども課題になっているという。
(27日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)