2022.07.29 米インテル、4~6月は赤字転落売上高も22%減の2兆580億円

 米インテルが7月28日発表した2022年4~6月(第2四半期)業績は、パソコンやデータセンター向け半導体の落ち込みが響いて売上高が前年同期比22%減の153億2100万ドル(約2兆580億円)と2・四半期連続の減収。純損益は前年同期50億6100万ドルの黒字から4億5400万ドルの赤字に転じた。

 業績悪化を受け、同社は通期売上高見通しを前回の760億ドルから650億~680億ドルに下方修正した。

 コロナ特需が一服したことに加え、長期化するウクライナ紛争、世界的なインフレ高進で個人消費が鈍化しパソコン需要が低迷。この影響をまともに受け、PC向け半導体は同25%減収。データセンターで使用するサーバー向け半導体の売り上げも16%減少した。

(8月1日付電波新聞/電波デジタルで詳報します)