2022.08.01 セイコーエプソン、増収・大幅増益4~6月期連結
セイコーエプソンの2023年3月期第1四半期(22年4~6月)連結決算は、売上収益(売上高)は「供給制約による販売数量減少、部材費・物流費の高騰によるマイナス影響があった中、需給バランスに応じた価格対応、円安によるプラス影響」(瀬木達明取締役専務執行役員)もあり、増収となった。
また、利益は、主に米ドル高の進行による為替差益により、営業利益、四半期利益とも大幅な増益。
事業セグメント別の売り上げは、プリンティングソリューションズ事業が、中国・上海のロックダウンの影響を受けながらも増収を確保、ビジュアルコミュニケーション事業、マニュファクチャリング・ウエアラブル事業が2桁の伸びとなった。
通期連結業績見通しは、為替レートが前回予想より円安で推移していることから、売上収益で400億円、当期利益で70億円上方修正した。