2022.08.09 4~6月連結決算シャープ、8.1%減収・営業減益

オンラインで決算会見に臨んだ沖津代表取締役副社長

 シャープの2023年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、上海ロックダウンやウクライナ情勢に加え、急速な円安進行などの厳しい事業環境により、売上高、営業利益、経常利益が前年同期を下回った。最終利益は、為替差益、堺ディスプレイプロダクト(SDP)の株式段階取得に係る差益で、前年同期比増益だった。

 オンラインで決算会見に臨んだ沖津雅浩代表取締役副社長執行役員は「通期予想に対し、ほぼ想定通りに進捗(しんちょく)した」と話す。  (つづく)