2022.08.25 シャープ、蓄電材料に亜鉛を利用蓄電池の新技術開発開始

 シャープは、蓄電池の蓄エネルギー物質として、リチウムに代え亜鉛を用いる新技術の開発に乗り出す。2024年度までに完成させ、25年度以降の実用化を目指す。

 大規模な電力貯蔵に最適な「フロー型亜鉛空気電池」を用いた蓄エネルギー技術の開発に取り組むもので、環境省のカーボンニュートラルの実現に向けた技術開発・実証事業に採択された。

 同社は7年前に亜鉛空気二次電池技術の開発に着手した。今回、電解液を循環させるフロ...  (つづく)