2022.09.01 進化続けるシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」 旗艦モデル発売
ウォーターオーブン「ヘルシオ」新製品AX-XA30
“健康って、おいしい"を開発コンセプトに掲げ、水(過熱水蒸気)の調理力で、ヘルシーにおいしく調理するシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」が進化し続けている。
9月中旬からは、「ヘルシオ」フラッグシップモデルとなる新製品AX-XA30(オープン価格、庫内容量30リットル)を発売する。
今年の新製品は、手間なく、おいしい調理性能がさらに進化し、焼き魚やローストビーフなどを冷凍したものを、まるで出来立てのように仕上げる「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能を搭載する。
「ヘルシオ」は、これまで業務用の調理(スチームコンベクションオーブン)で使われていた過熱水蒸気を、はじめて家庭用の熱源として採用し、2004年に初代機を発売した。
過熱水蒸気は、水蒸気をさらに加熱して、最高温度摂氏300度まで高め、水がもつ熱エネルギーを利用して調理する。
過熱水蒸気は無色透明な気体だが、紙にあてると焦げるほど熱く、これが食材にあたると、水に変わり、熱を放出、食材の芯まで温める。
初代モデルからこの過熱水蒸気による「ヘルシオあたため」機能は搭載しており、惣菜の中でも天ぷらや蒸し物を、おいしく温めるのが得意だった。特に天ぷらは、外をパリッと、中はジューシーに温め、揚げたてのような食感で好評だった。
今回の新製品では、最適な温度帯、水分量を制御するプログラムを新たに開発し、魚などの焼き物、生食パンのあたためもできるようになり、機能の名称を「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能に改めた。作り置いたおかずの焼き魚や鳥の照り焼きなどは焼き立てのような食感に、生食パンは窯出しのようなおいしさに仕上がる。
冷凍食品を最適に仕上げる「食べごろ解凍」機能も新搭載している。市場想定価格は税込み20万6000円前後。
(2日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)