2022.09.02 東洋アルミとUACJ製箔が来年4月に合併で経営統合 JICキャピタルから200億円超調達 世界的競争力強化へ

左から 石原美幸UACJ社長、今泉UACJ製箔社長、楠本東洋アルミニウム社長、池内省五JICキャピタル社長、岡本一郎日本軽金属ホールディングス社長

 東洋アルミニウムとUACJ製箔は8月31日、経営統合に向けた統合基本契約を締結した。両社は対等の精神に基づき、吸収合併方式で2023年4月1日付で経営統合する。存続会社は東洋アルミニウム、UACJ製箔は消滅会社となる。統合会社は、コスト競争力をつける一方、一般箔(はく)の供給も維持しつつ脱炭素社会の実現に向けて需要が急増している電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の外装用箔/正極用アルミ箔の供給能力を増強。国際競争力に耐え得る技術開発、生産規模...  (つづく)