2022.09.28 昭和電線ケーブルシステム 高機能銅合金開発プロセス構築へ 産総研と共同研究開始  PI活用し開発迅速化 希少元素・金属使用も抑える

製品の例

 昭和電線ケーブルシステム(川崎市川崎区)は26日、産業技術総合研究所(産総研)と、高機能銅合金の開発プロセス構築に向けた共同研究を始めたと発表した。開発された材料の最適な製造方法を、最短で探索するプロセス・インフォマティクス(PI)を活用。開発の迅速化に加え、地政学リスクが課題になりがちな希少元素や高価な金属の使用も抑えることができる。約1年間の取り組みを踏まえ、近いうちの商品化を目指す。車載や医療といった新分野の展開も想定している。

...  (つづく)