2022.10.03 ソフマップ、「バーチャル秋葉原」で内定式 メタバース活用は家電量販店初
バーチャル内定式の様子
ソフマップは3日、2023年度に入社予定の内定者を招いたバーチャル内定式をメタバース空間で開催した。家電量販店では初の試みで、内定者からは「同じ空間を共有できて楽しかった」などと好評だった。
開催したのは、ソフマップが本社を置く東京・秋葉原を忠実に再現した「バーチャル秋葉原」。大日本印刷とAKIBA観光協議会が連携して今年4月1日にオープンし、世界中のどこからでもアクセス可能だ。
ソフマップは、メタバースプラットフォーム「cluster」を利用し、内定式の会場を開設。秋葉原で開催しているリアルの内定式会場とメタバース空間をつなぎ、代表者2人を除き、内定者は自宅からアバターで参加した。
京都から参加した櫻井ひかりさんは、「バーチャル空間では、『いいね』や『パチパチ』(拍手)など、アバターを使っていろいろな表現ができて、ただのオンライン参加とは違い、同じ空間にいる楽しさを実感できた」と話し、新たな事に挑戦するソフマップへの入社に期待を高めていた。
(6日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)