2022.10.06 オーブンレンジの商品開発が活発 時短や自動調理など一段と機能が進化

内食化を背景に、オーブンレンジ各社は簡単においしく調理できる機能を進化させている

 コロナ禍で在宅時間が伸びて内食化が進み、調理家電への関心は高い。中でも、近年IoT化を含め調理機能が高度に進化しているオーブンレンジの商品開発が活発だ。調理家電大手の象印マホービンも本格参入するなど、今後の市場活性化に期待がかかる。

 電子レンジは年間を通して安定した需要が見込める。日本電機工業会(JEMA)の調査では、2021年度の電子レンジ出荷台数は前期比101.5%の369万1000台と、内食化が進んだことから2年連続で...  (つづく)