2022.10.21 【あかりの日特集】岩崎電気 LED景観街路照明「unis」 屋外空間と調和へシンプルなデザイン採用
LED景観街路照明「unis」
岩崎電気は、LED景観街路照明のフラッグシップモデル「unis(ユニス)」の提案に力を入れていく。
ユニスは、多彩な光を組み合わせ、調和された空間を創出することで、心地良さを感じる屋外空間づくりへの貢献を目指して開発された。周囲の景観を損なわないシンプルなデザインを追求している。同社にとっては20年ぶりのフラグシップモデルの刷新になる。
シンプルなデザインで街の景観に合わせて選べるポールライト3タイプを用意した。「フレアタイプ」は、灯具の造形を美しく見せつつ適度な輝きを持たせる光を演出。「スケジュール機能付き調光/調色ユニット」を追加することで時間や季節に応じた明るさ、光色の制御が可能だ。
「スティックタイプ」は、光だまりをつくることで明暗のリズムを創出しつつ、グレアを抑えながら空間認識を促す適度な輝きを実現している。「フラットタイプ」は、歩行者の安全・安心に配慮した路面に広がるフラットな光で、奥まったフラットな発光面により視覚的なノイズを軽減するデザインになる。
培ってきた光技術を生かした取り組みも加速している。光環境評価システム「QUAPIX(クオピクス)」を応用し、ドライバーから歩行者の服装がどのように見えているかをチェックできるソフトウエア「見えチェック」をJA共済連とトヨタ・モビリティ基金の3者共同開発。交通事故削減に向けて歩行者への安全啓発に生かしている。
また、電気自動車(EV)のリユース電池を搭載した無停電電源装置(UPS)を発売するなど、脱炭素を目指した取り組みも強化している。