2022.11.02 Japan IT Week名古屋開催 IoTや5G、AI関連をアピール
車載向け技術を生かした5G通信デバイス(アルプスアルパイン)
Japan IT Week名古屋がこのほど、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された。IoTや5G、AI関連の注目の展示品を一部紹介する。
IoT&5Gソリューション
アルプスアルパインは、アナログメータの遠隔監視を実現するIoTソリューションのほか、車載向け製品開発で培った確実な通信性能を確保しながら、長寿命・耐熱・耐湿・耐振動性を備えた5G通信デバイスや、非接触操作デバイス「Air Input™」を出展。通常のタッチ操作に加え素早く実用的なタッチレス入力に貢献、さまざまな入力シーンに対応できるため注目を浴びていた。
ハギワラソリューションズの九州電力と共同開発した「部分放電オンライン遠隔診断サービス」や、スターキャット・ケーブルネットワークのローカル5Gの実証施設、テクノアの工場の見える化システム「A-Eyeカメラ」、中部電力パワーグリッドのセンサーで簡単に現場の状態を一元管理できるサービス「らくモニIoT」の展示があった。
AI・業務自動化
日立ハイテクのブースの、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)のプレゼンテーション、NTTビジネスソリューションズの業務の自動化に役立つRPA、人工知能(AI)を用いた帳票読取技術のAI-OCR、電子帳票保存法に対応した電子契約サービスなど各種ソリューションのデモ実演があった。担当者は「電子取引の問い合わせが非常に多くなっている」と対応に追われていた。
クラウド業務改革では、ドリーム・アーツが大企業を中心に50万人が利用しているという現場主体の業務デジタル化クラウド「スマートディービー」を紹介した。