2022.11.04 ロボセンサー技研が「ピエゾ電線センサー」開発 対象物の回転振動を明確に計測さまざまな応用に期待

大村社長(「CEATEC 2022」ブースで)

 ロボセンサー技研(浜松市北区)は、対象の動きや振動を検出する「ピエゾ電線センサー」を開発、製品を展開している。従来の加速度センサーと比べ、計測する対象物の回転振動を明確に計測し、判定できることなどが強み。産業用機械の刃物の交換時期を正確に判断したり、不良発生を防止したり。極細のワイヤ形状で後付けも容易だ。

 大村昌良社長は、富士通やヤマハで半導体やセンサーの技術開発を担当するなどした後、2016年に同社を起業した。

...  (つづく)