2022.11.07 キヤノンがオフィス向けなどプリンター新製品
ビジネスインクジェットプリンター「GX4030」
キヤノンは、ハイブリッドワークの拡大など働き方や働く場所の多様化に対応したインクジェットプリンターの新製品を10日に発売する。インクジェットプリンターとインクジェット複合機の国内出荷台数は、2021年が約348万台、22年は367万台の伸び(IDC)が見込まれている。
特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したビジネス向け「GXシリーズ」の新製品として、ファクス機能を搭載したインクジェット複合機「GX4030」(オープン価格)を発売する。
新製品は低ランニングコストでありながら、高画質なビジネス文書の印刷が可能な全量顔料インクを採用している。さらに、新たな給紙口として「背面水平トレイ」を搭載し、使い方の幅を広げるとともに、使い勝手を向上させた。
インクコストはA4モノクロ文書1ページで約0.9円、A4カラー文書1ページで約2.2円を実現。背面水平トレイでは、厚手の用紙を曲げることなく給紙できる。
「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、プレミアムモデル「XK110」、ハイスペックモデル「TS8630」の2機種と、特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載し、大量印刷と低ランニングコストを実現した「G3370」「G1330」の2機種を発売する。いずれもオープン価格。
XK110とTS8630は、仕事や家庭で利用する機能をまとめたUI(ユーザーインターフェース)の採用と印刷待ち時間の削減を実現している。