2022.11.07 シャープの4~9月連結決算、増収ながら大幅減益

 シャープの2023年3月期第2四半期(4~9月)連結決算は、急激な円安進行と、堺ディスプレイプロダクト(SDP)の子会社化により、売上高は前年同期を上回ったものの、大幅減益となった。通期業績予想も見直した。

 沖津雅浩代表取締役副社長執行役員は「円安とSDP子会社化の大きく二つの要因で大幅減益となった。今期を底に、赤字事業を今期中に黒字化させ、売価アップなど収益性を高めて為替影響への打ち返しを図りたい。厳しい環境下にあるが、〝...  (つづく)