2022.11.15 マイクロ波化学が国内初の汎用実証設備 NEDOプロジェクト、CO₂フリーで廃プラを再資源化

小型実証機を用いてケミカルリサイクルした再生ポリスチレン(左から分解オイル、回収スチレンモノマー、再生ポリスチレン)

25年までに社会実装目指す

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や、三井化学などと協業しているマイクロ波化学(大阪府吹田市)は、廃棄プラスチック問題の解決や脱炭素社会の構築に向け、マイクロ波を使う汎用(はんよう)実証設備が完成したと発表した。1日当たり1トンの処理能力を持つもので、国内初となる。今年度内に設備を本...  (つづく)