2022.11.16 事務機各社の4~9月連結決算、業績大きく好転 供給難正常化、円安も追い風

 コロナ禍で国内、海外市場とも厳しい市場環境が続いていた事務機分野の業績が大きく好転してきた。主要各社の2023年3月期第2四半期(4~9月)連結決算は、為替の円安効果もあり、各社とも増収。営業利益も多くが増益となった。複合機などの主力製品で、上海ロックダウンや半導体をはじめ部材不足による供給難があったものの、6月以降は生産が正常化した。通期見通しは、為替の影響を上方修正の要因とする一方、世界経済見通しを懸念材料としている。

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