2020.01.17 JEMA名古屋支部が年賀交歓会
あいさつする佐藤支部長
リニア開業へ期待感
【名古屋】日本電機工業会(JEMA)名古屋支部は15日、キャッスルプラザ(名古屋市中村区)で、20年年賀交歓会を開催。中部の会員企業を中心に約50人が参加した。
名古屋支部の佐藤徹支部長(愛知電機社長)は「中部の景況は、工作機械メーカーの受注回復は難しいが、製造業は自動車関係をリード役に堅調な動きで推移している。今年は、リニア新幹線名古屋駅開業に向けて明るい材料が見込まれる。名古屋支部は、中部経済産業局や名古屋市内の大学と連携を図った学生向けセミナーや、次世代人材育成のプログラミングセミナーなどを開催していく」とあいさつした。
JEMAの高本学専務理事は「JEMAは今年、電機業界の持続的成長戦略、エネルギー・環境革新戦略、新たなものづくり・サービス産業創出の3点を推進する。中部は、国内製造業の一大拠点として力強い原動力となっている。リニア開業を控えた国の各種プロジェクトが地元経済の活性化になることが期待される」と述べた。
新春講演会で、名古屋都市センターの杉山正大アドバイザーが、名古屋市の職員として長年手がけた名古屋都市計画の経験を基に、「名古屋のまちづくりの歴史」について解説。最近の名古屋駅前再開発計画、栄周辺のリニューアル計画についても触れた。