2022.12.14 地方発のスタートアップ支援へ 新潟県などがベンチャーサミット
大塩氏の発表に聞き入る出席者の様子
地方発のスタートアップを支援する動きが、自治体を巻き込んで本格化している。
新潟ベンチャー協会(NVA)とエスイノベーション(新潟市中央区)、新潟県は11月末、「新潟ベンチャーサミット(NVS)2022」をホテルイタリア軒(新潟市中央区)で開催した。
KDDIが共催し、有名企業の経営者らのパネルトークに加え、NVAピッチ本選が行われた。新潟のスタートアップによる最終プレゼンも実施され、年明けには5社ほどに選定候補企業を絞り発表予定だ。
NVAピッチ本選では、7月に行われた予選を勝ち残ったビジネスプランの最終選考を行い、優秀者とKDDI賞受賞者を選抜。制限時間5分間で各アイデアを発表した。
NVAピッチの結果発表で、KDDI賞を受賞したのは、シニア世代に特化した完全栄養食ブランド「ME TIME」を開発するLacuS(ラコス、新潟市中央区)の古津瑛陸(ふるつ・えりく)氏。準グランプリは日本酒のレコメンドサービスを提案したサケアイ(新潟市中央区)の新山大地氏。グランプリは介護高齢者に向けてマウスピース型の口腔クリーナーを提案した大塩優多氏だった。
(15日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)