2022.12.14 半導体めぐる最新動向一堂に セミコンジャパン開幕 岸田首相も「最重要物資」

キーノートのもよう

あいさつする岸田首相あいさつする岸田首相

 半導体製造に関わる技術・装置・材料の国際展示会「セミコンジャパン2022」(SEMIジャパン主催)が14日、東京ビッグサイトで開幕した。

 半導体産業に関連する約680社(昨年比1.5倍)が出展。関連の講演や会議などで多彩に交流する。

 開会式では、岸田文雄首相があいさつに登壇し、「新しい資本主義で半導体は最重要物資だ」と、半導体産業にかける期待を表明した。同展での首相登壇は初という。

 また、半導体関連の政策のとりまとめ役になっている自民党の甘利明衆院議員や、前日に提携を発表したばかりのIBMと半導体新会社・ラピダス、量子コンピューターにも取り組む理研の首脳らもキーノートに登壇。立ち見も出る関心を集めた。甘利議員は、「日の丸半導体」の失敗などの反省を踏まえ、日米連携で取り組む意義を強調した。

 展示会の会期は16日まで。

(15日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)