2022.12.23 【電波時評】無線通信でのDXの意味
ヘルツ以来、無線通信で「DX」と言えば「Distant」もしくは「Long Distance」のことで「遠距離通信」を意味する。しかし、最近、DXといえば「デジタル変革」のことだという。無線通信を生業とする人々には、DXという略語のこの使い方に強烈な違和感がある。
無線通信の黎明(れいめい)期、商業通信の祖マルコーニらは、少しでも遠くから発せられた電波を受信しようと日々努力し、商業無線通信を実用化させた。
ヘルツ以来、無線通信で「DX」と言えば「Distant」もしくは「Long Distance」のことで「遠距離通信」を意味する。しかし、最近、DXといえば「デジタル変革」のことだという。無線通信を生業とする人々には、DXという略語のこの使い方に強烈な違和感がある。
無線通信の黎明(れいめい)期、商業通信の祖マルコーニらは、少しでも遠くから発せられた電波を受信しようと日々努力し、商業無線通信を実用化させた。