2023.01.12 大阪公大などが蛍光X線分析測定時間を大幅短縮 ベイズ推定応用、スペクトル予測
大阪公立大学大学院工学研究科の松山嗣史特任助教、中江理紀大学院生、辻幸一教授と、日本原子力研究開発機構の共同研究グループは、蛍光X線分析にベイズ推定を応用し、スペクトルを予測することで、蛍光X線分析の測定時間を大幅に縮めることに成功した。ガラス標準試料に1時間蛍光X線を照射して得られたスペクトルと同等の分析結果を得るために必要な時間を、7秒から3秒に短縮。工業製品や有害廃棄物のベルトコンベヤー上での分析など、蛍光X線分析の迅速化が期待できると見て... (つづく)