2020.01.23 用途が広がるコンデンサ  自動車、5G向けに新製品の開発活発

5Gでは超小型MLCCの搭載化率が高まる

 コンデンサは、家電から自動車まで様々な電子回路で使用されている中、自動車、第5世代移動体通信システム(5G)を中心に新製品開発が活発化している。アルミ電解をはじめ、積層セラミック(MLCC)、タンタル、フィルムといった主要コンデンサ、電気二重層キャパシタがそれぞれの誘電体材料の特徴を生かして用途を拡大している。

 MLCCは、車載向けに低損失、三端子、共振用、高耐熱、高電圧、大容量化に向けての開発が進展。一方では5G向けに超小...  (つづく)