2023.01.17 1人暮らし用食洗機登場 A4ファイルサイズで置け節水、除菌も パナソニックから2月

"洗える食器棚"を目指したデザインを採用

コンパクトながら、1人暮らしで使う食器点数なら余裕で収納できるコンパクトながら、1人暮らしで使う食器点数なら余裕で収納できる

 パナソニックは、業界最小設計の着脱タンク式で、1人暮らしのキッチンにも置きやすい、パーソナル食洗機“SOLOTA"(ソロタ)NP-TML1(オープン価格/市場想定価格=税込み3万8000円前後)を2月中旬から発売する。

 近年、コロナ禍により在宅時間が増えたことで、家事負担への軽減ニーズは強まっており、食器洗い乾燥機の需要は伸びている。

 ただ、単身世帯や賃貸住宅に住む人は、置き場所などの理由から普及が進んでいないのが現状だ。新製品は20“~30代の"一人くらしの相棒"を目指した、コンパクト食洗機として提案する。

 食洗機は、家事負担を軽減するだけでなく、手洗いより節水でき、高温高圧洗浄により手洗いよりきれいに洗える。また新製品は分岐水栓不要のタンク式で賃貸住宅でも使いやすい。

 新製品“SOLOTA"は、設置面積が同社の現行最小モデル「プチ食洗」NP-TCR4の約2分の1(ほぼA4ファイルサイズ)。20~30代の単身世帯の平均使用食器点数は約2~3点(1食当たり、カトラリー除く)のところ、新製品は最大6点の食器が洗える。

 また、高温高圧水流で手洗いよりきれいに洗い上げるだけでなく、「ストリーム除菌洗浄」機能の搭載で、洗うと同時に除菌する。洗浄後は食器を送風でカラッと乾燥。そのまま保管して食器棚のように使える。

 使用水量は約2.5リットルで、手洗いの約8分の1と、使うたびに節水できるエコな家電でもある。デザインも斬新で、食器収納部は前後がクリア窓となり、狭いキッチンでも"物量感"をやわらげる。

 1人暮らしを家電の技術でアシストしたい(Solo Technological Assistant)という思いを商品名称“SOLOTA"(ソロタ)に込めた。
(19日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)