2023.01.20 九州大学 「全固体ナトリウム電池」実現へ 電極形成法を開発 850度の低温化焼結
九州大学大学院工学研究院の林克郎教授らの研究グループは、ナシコン(ナトリウム超アイコニック伝導体、NASICON)型Na₃Zr₂(SiO₄)₂(PO₄)(NZSP)のセラミック電解質に、同一の結晶構造と類似の化学組成を有するナシコン型Na₃Ti₂(PO₄)₃(NTP)の電極活物質を接合することで、高性能の全固体電池用電極形成法を開発した。資源制約のない完全に安全で、過酷な環境でも動作する全固体電池の実現が期待される。
全固体... (つづく)