2020.01.30 三菱電機 EV用パワコン新技術 体積、従来の半分に
説明する三菱電機先端技術総合研究所の田中所長
三菱電機は、電気自動車(EV)の需要拡大を背景に、住宅車庫に設置しやすいEV用パワーコンディショナの体積を現行機に比べ約半分に小型化するとともに、電力損失を大きく削減する新技術を開発した。
パワー半導体素子の高速スイッチング化によるパルス周期の短縮化と、パワー半導体素子を4個から6個に増やした業界初となる新回路「3レベルインバーター回路」の適用で入力電圧を低下。体積の多くを占める、EVや電力系統に電力を伝送するリアクトルの小... (つづく)