2023.02.28 【複合機&プリンターソリューション特集】コニカミノルタジャパン

MOBOTIX 温度モニタリングソリューション

ITS基盤など強化 生産性・創造性向上に寄与

 コニカミノルタジャパンは、自社実践によるソリューション提案に取り組んでいる。「いいじかん設計」では、生産性・創造性を高めることを支援。また、保管文書ゼロ化を自社実践、「紙中心の仕事の見直し」をソリューションとして提案している。

 昨年10月には新たにDXソリューション事業部を発足させ、コニカミノルタグループが目指す五つのマテリアリティーからなるサステナビリティー戦略に沿ったDX提案を強化している。

 出村健執行役員同事業部長は「当社は、SDGs時代に対応するため、2030年をバックキャストとして〝目指す姿〟を実現していくため、サステナビリティー戦略を推進している。当事業部は、働きがい向上および企業活性化、社会における安心・安全確保などに貢献していく」と、目指す方向性を語る。

 具体的には、DXを支えるIT基盤を提供するITS戦略、顧客の現場における課題を映像やセンサー技術で解決を目指すITS(画像IoT)、人や知見・知恵をテクノロジーで結びつけ、誰もが住みやすい世界を創るICW(インテリジェント コネクテッド ワークプレイス)戦略を推進する。

 ITS戦略では「全ての顧客にDXを支えるIT基盤を提供する。このため、自社と他社IPの組み合わせを駆使し、中小企業IT基盤強化を推し進め、生産性の向上などに寄与していく」と出村事業部長。中小企業は、慢性的なIT人材の不足などの課題を抱えている。「クラウド基盤へのシフト、セキュリティー対策、法令順守などにより、企業価値を高めていくことが求められている」と話す。

 ソリューションとしては、紙削減では「紙文書削減コンサルティング」「紙文書保管サービス」「機密文書抹消サービス」を提案。電子化では「紙文書電子化サービス」、文書管理や情報の利活用では「文書管理ルール策定コンサルティング」、業務の見直しでは「ペーパーレス化支援」などを提案している。電子帳簿保存法やインボイス制度に対しては、単に法令対応にとどまらず、業務効率化をはじめとした業務変革につながる提案に注力している。

 「文書に関する現状分析・コンサルティングを行い業務フロー設計まで実現すること、多様な働き方に対応したオフィスの空間デザインとの連携が、他社との差別化になっている」と話す。

 画像IoTソリューションでは、エッジAIカメラ機能で解決する「MOBOTIXソリューション」、ソフトウエアを組み合わせた「アプリソリューション」、多様なデバイス管理とシステム連携を実現する「VMS(ビデオマネジメントシステム)ソリューション」の三つのレベルで、顧客の課題に応じた最適なソリューションをワンストップで提案している。MOBOTIXソリューションには、サーマルカメラによる火災予防ソリューションやAIでの出庫管理システムなどがあり、顧客の安全安心に貢献している。「画像・IoTデバイス・AIを含むアプリを組み合わせ、現場課題を〝見える化〟し、解決する仕組みを構築。お客さまのDX加速、安全安心に寄与していく」と語る。