2023.03.02 より安全でスタイリッシュ TDKが作業服を約四半世紀ぶりリニューアル ダイバーシティー意識
今年4月に導入する新作業服
TDKは、日本国内の作業服を約四半世紀ぶりに全面リニューアルし、今年4月から新作業服を同社グループ24拠点で導入する。
従業員がいきいきと働くことができる職場環境を目指した取り組みの一つとして実施するもの。新作業服では、ダイバーシティーを意識した、より安全でスタイリッシュなデザインを採用している。
全面リニューアルにあたっては、事前に国内の作業服着用者(約1万5000人)を対象にアンケートを実施。その結果、ファッション性の課題や男女でデザインが統一されていないなどの意見が寄せられた。次世代を担う若手社員を主体とした作業服リニューアルプロジェクトメンバーを中心に約1年以上の検討を重ね、従業員の声を新作業服のデザインに反映させたという。
新作業服では、「ダイバーシティー」として、男性体形用・女性体形用ともに同一のデザインを採用。「安全性」では、再帰性反射材を両肩部分に採用し、暗所・夜間での視認性を向上させた。また、胸ポケットのファスナーには「ホイッスル型引手」を採用し、緊急時や災害時に役立つ。
「ファッション性」では、落ち着きがあり、かつ飽きのこないデザインを選出し、ファッション性と、着る人を選ばないシンプルさを重視。色は、落ち着いたブルー・ネイビー系が従業員アンケートで人気だったことを取り入れた。胸元のボタン・ファスナー・生地をつなぐ部分にはコーポレートカラーであるTDKブルーをあしらい、さりげなくTDKらしさを入れている。
「機能性」もさまざまな要望を取り入れた。夏服は透けにくい素材を採用し、背中部分にベンチレーションを付けることによって通気性の向上を図っている。
(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)