2023.03.13 複合機や関連ソリューションを疑似体験 京セラドキュメント、バーチャルショールームで価値高める
バーチャルショールームではリアルのサービスを疑似的に体験できる
京セラドキュメントソリューションズジャパンは13日、ホームページ上でバーチャルショールーム「ナレッジプラスデジタル」のWeb展開について記者発表を実施した。製品のシミュレーションや課題解決の疑似体験ができる同ショールームでは、東京・大阪にあるリアルショールーム「ナレッジプラス」で展開しているサービスをWebB上で提供。今後はコンテンツを増やし、内容を充実する。
同ショールームは1月10日にリリース。複合機やプリンターなどの製品とサービス・ソリューションを組み合わせ、最適なナレッジが提供できるよう企画・制作。デジタル空間のメリットを生かし、時間や空間の制約にとらわれることなく、疑似体験できる。この2カ月間で訪問者は8000人、アクセス数は2万2000回と好調な滑り出しとなっている。
Web上では六つのルームに動画や疑似体験コンテンツを展示。ルームには興味のあるキーワードに応じて、最適なソリューションを案内する30秒診断や自治体、卸売業など12の業種別に、よくある業務上の課題と解決策を動画で紹介する業種別課題シミュレーションなどを設けた。
また、情報セキュリティーの脅威に必要な対策をストーリー形式で体験できるルーム、360度サイズビューで複合機のサイズ確認や動作の体験、パネルシミュレーターで複合機の操作体験が可能なルーム、製品活用術を動画で解説するルーム、動画集のシアタールームなどを用意した。
同社ではリアルのショールームを大阪や東京に開設している。バーチャルショールームではリアルのサービスを同様に受けることができる。今後の取り組みについて同社の長井孝社長は「リアルとオンラインでさまざまな顧客接点を創出する。コンテンツは今後増やし、リアルとオンラインを融合して、価値を高めたい」と語った。