2023.03.16 23年度の白物国内出荷額1.7%増 JEMA見通し

会見する小笠原会長

 日本電機工業会(JEMA)は15日、2023年度の白物家電の国内出荷金額が前年度比1.7%増の2兆6326億円になるとの見通しを発表した。コロナ特需の反動で21年度は前年割れとなったが、その後は2年連続の成長を予想する。

 ルームエアコンや冷蔵庫、洗濯機といった大型家電の出荷金額が前年を上回るほか、リフォーム需要による食器洗い乾燥機やIHクッキングヒーターの増加、空気清浄機の復調などが全体を押し上げると見通す。ただ、数量ベース...  (つづく)