2023.03.22 【PR版】5Gが創る未来、つながる世界! クリーク・アンド・リバー社がスタートアップ支援

スタートアップ支援のために「プロ集団」をまとめ上げた松永部長

「プロ集団」のネットワークを生かしてスタートアップを支援「プロ集団」のネットワークを生かしてスタートアップを支援

東京都の「5G技術活用型開発等促進事業」活用

スタートアップの技術×5G 「街に賑わいを量産」

 クリエーティブ領域から医療、建築、IT領域まで幅広い事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)が、新規事業としてスタートアップ支援に乗り出した。スタートアップの技術を使って5Gの普及促進やイノベーション創出を目指す東京都の「5G技術活用型開発等促進事業」を活用した。

 C&R社は、スタートアップの技術と5Gを掛け合わせ、「街に賑わいを量産する」ことをビジョンに掲げ、スタートアップを支援する開発プロモーターの中の一社に選定された。18分野で活躍するプロフェッショナルのネットワークや知見を生かし、これまで事業に取り組んできた形だ。

 事業開発グループオープンイノベーション事業部の松永雄部長(2023年2月末時点)は「さまざまな領域で活躍するプロ集団を持つ当社の強みを生かし、スタートアップそれぞれに適した人材を組み合わせることができた」と話す。同時に、メディアとのつながりを生かした情報発信も積極的に行い、プロモーションでも強みを発揮。3カ年にわたる都のプロジェクトで、スタートアップ5社を支援した。

 C&R社がスタートアップの支援に乗り出したのは、さまざまな領域で活躍するプロフェッショナルの多様性を掛け合わせれば、新規事業として成り立つと考えたからだ。その過程で、5Gの実装で社会課題の解決を目指したい都のプロジェクトの公募があり、「うまく連携できる可能性がある」(松永部長)とみて名乗りを上げた。C&R社にとってこの規模でスタートアップを支援するのは初めてだった。

 スタートアップは革新的な技術を持つ半面、UX(顧客体験)の重要性を見逃しがち。その価値を認識しているC&R社は、半年や一年かけて、UX向上につながる技術やサービスの改良に力を入れてきた。プロジェクトを通し、B2BからB2Cに事業領域が広がるなど実績を生むスタートアップも出てきている。

 ただ、「3年という限られた期間だけで成果を出せるスタートアップばかりではない」(松永部長)のも事実。C&R社が見据えるのもその先に広がる可能性で、今後も継続的にスタートアップを支援する方針を示す。昨年10月には、スタートアップへの出資も目的にした「C&Rインキュベーション・ラボ」を設立。新会社を立ち上げたのもスタートアップへの継続支援に本腰を入れるためだ。

 松永部長は「今後は地方発のスタートアップを発掘し、事業化を支援していきたい」と強調する。5Gプロジェクトの経験を生かして事業を加速する考えを打ち出している。