2023.03.29 【関西エレクトロニクス産業特集】ジェフコム 「墜落制止用器具の規格」に対応
新規格に対応したフルハーネス
ジェフコムは、作業者のニーズやトレンドに対応した商品開発を進め、定期的に新製品を発売している。2~3月には新規格「墜落制止用器具の規格」に対応した器具などを発売している。
厚生労働省は、建設業などの高所作業において使用する安全帯について、新たにガイドラインを策定。安全帯を「墜落制止用具」に変更。旧構造規格に基づく安全帯は、昨年1月2日から使用を禁止。新規格対応の墜落制止用器具はフルハーネス型の使用を原則とし、高さが6.75メートル以下は「胴ベルト型」を使用できるという。同社では、これらの新規格に対応した新製品を発売している。
2月には全ての接続部に軽量ワンタッチバックルを採用した、ハイグレードモデルのフルハーネスを発売。ソフトなベルトと肩パッドを装備する。また胸ベルトにD環付きの機種も発売した。
今月には、フルハーネス用ランヤードと胴ベルト型・ハーネス型兼用ランヤードを発売。フルハーネス用ランヤードは、作業中に必要に応じて伸びるロック装置付き巻き取り器、伸縮ストラップを搭載。兼用ランヤードは、胴ベルト型やハーネス型のどちらにも使える2機種をラインアップ。
このほか、ユニークな商材として二輪台車、四輪台車に変形できるトランスフォームカートも発売した。