2023.04.05 【Japan IT Week【春】特集】明光電子 においセンサーなどIoT製品展示

マゼランGNSSモジュール

 明光電子は「組込み/エッジコンピューティング展」に出展する。

 同社はエレクトロニクス商社として、幅広いサプライヤーなどとのネットワークを生かし、さまざまな技術サポート、開発受託、購買代行、受託製造などの事業も手掛けている。

 組込み/エッジコンピューティング展ではにおいセンサー、後付け可能なIoT電力センサー/IoT電流センサー/デモIoT角度センサー、429メガヘルツのLoRaモジュール、ブルートゥース・ロー・エナジー(BLE)/LAN/LTEゲートウェイなど多数のIoT製品を展示する。

 においセンサーは、CMOSセンサーとマイコンと組み合わせた同社開発のデモシステムで、80種類のセンサー膜からにおいを検知する。工場設備の油類交換時期の予知検知、食品業界の冷蔵庫・冷凍庫内の食品の劣化検知、病院、介護施設向けなど幅広い用途を見込む。

 九州テンのQRIoTⅡとLinuxとRTOSのマルチOSを採用したQRIoTXは、小規模データの中継に特化したIoTゲートウェイ。同ゲートウェイにSIRC社の磁性薄膜を利用した物理乗算デバイスの電力/電流/角度センサーや、Leafony Systems社の1円玉サイズバッテリー駆動の超小型IoT開発プラットフォームなどをIoTエッジノードとして組み合わせ、エッジからクラウドまでシステムトータルでIoTの活用事例として提案する。

 マゼランシステムズジャパン製のセンチメートル級の位置精度で検出できる準天頂衛星「みちびき」対応GNSS受信モジュールをはじめ、モジュールとアンテナ、バッテリー、BLEモジュールなどを一体化したスマートアンテナは、既存システムにアドオンできるソリューションとしても紹介する。