総務省は、「『新たな日常』の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業」「高度無線環境整備推進事業」に係る補助金の交付先について、関東総合通信局管内では栃木県那珂川町に決定した。

　「新たな日常」の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業の概要は、災害時などの確実かつ安定的な情報伝達を確保し、4K・8Kの視聴環境の構築に資する観点から、ケーブルテレビをFTTH化することにより耐災害性の強化を図ることとしている。

　交付決定先は（事業主体名）栃木県那珂川町、事業費3億8810万7000円、補助金額1億9405万3000円。

　高度無線環境整備推進事業の概要は、FTTH化された通信用専用線設備を整備し、リモート学習やテレワーク、高齢者見守りなどに資するとともに、公共施設に無線局を設置して住民の利便性向上を図ることとしている。

　交付決定先は（事業主体名）栃木県那珂川町、事業費4億545万9000円、補助金額2億272万9000円。