2023.04.13 仙台発で研究開発や人材確保強化、電子部品大手アルプスアルパインが新施設

 研究開発強化とともに、人財確保は各社の最重要課題。アルプスアルパインが宮城県の拠点「仙台開発センター(古川)」で完成させたR&D新棟は、グローバル開発拠点や異分野のエンジニアほか、社内外の人財交流を促進させる施設デザイン・最先端設備を導入。エンジニアの働きやすさやD&I(ダイバーシティー&インクルージョン)に配慮するとともに、再生可能エネルギー活用でエネルギー77%削減を実現した。

 施設は「緑豊かな古川の地で、世界中の知と技術融合し触発するイノベーションコア」がコンセプト。同社は「魅力ある施設にすることで、優秀な人財獲得にもつなげる」と意欲を見せる。

 従来型の「出社し、決められた席で働く」というスタイルに代わり、働く時間や場所を自ら選べるアクティビティー・ベースド・ワーキング(ABW)を導入するなど工夫を凝らした。

 (13日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)