2023.04.28 日立建機、歯車の修復手法開発 レーザー焼き入れで寿命延長
焼き入れの様子
日立建機は、摩耗で損傷した使用済み歯車について、表面にレーザー焼き入れすることで修復する手法を開発。また、修復した歯車の使用寿命を新品と同等以上に延長可能であることを、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で実証した。
同社は既に使用済み油圧ポンプ内部の歯車の再生で、この手法を適用している。従来、廃棄の対象としていた歯車の再生利用率が約25%向上。20トン級の油圧ショベルの場合、毎回の定期部品交換時、新品ではなく再生された歯車... (つづく)