2023.05.03 中国CATLがエネ密度2倍の新電池技術発表 EVや航空機向け 年内に量産開始へ

航空機の電動化などをアピール

 中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は上海国際自動車ショーで、エネルギー密度が約2倍という新しい電池技術を発表した。年内にも量産を開始する。電気自動車(EV)や電動航空機などのモビリティーへの搭載を想定している。ナトリウムイオン電池の車載製品も進める。

 「凝聚態電池(コンデンスドバッテリー)」として打ち出した。「半固体電池」に近いともみられる。セルのエネルギー密度は1キログラム当たり500Whで、従来の同社の主力の...  (つづく)