2023.05.10 慶応義塾大学小池教授らが世界初、GI型POF技術を応用した極細硬性内視鏡の開発成功 低侵襲で関節内部の観察可能 低コスト、ディスポーザル使用も

 慶応義塾大学の小池康博教授(慶応フォトニクス・リサーチ・インスティテュート所長)、同大医学部整形外科学教室の中村雅也教授、エネルギーや医療機器メーカーのエア・ウォーターは共同研究により、GI型POF(屈折率分布型プラスチック光ファイバー)技術を応用した極細硬性内視鏡の開発に世界で初めて成功した。関節内視鏡手術前検査や手術後の経過観察に役立てられる。2024年の実用化を目指す。

 高速光通信に利用されているGI型POFは、小池教...  (つづく)