産業技術総合研究所（産総研）の12番目の拠点となる「北陸デジタルものづくりセンター」が21日、福井県坂井市に開所した。金属や繊維関連など、地元産業を高付加価値化する挑戦的なものづくり技術の開発を支援。北陸3県の企業や大学、自治体、公設試験研究機関と連携し、デジタルものづくり研究を推進する。

　地元の金属加工業や繊維産業などで、デジタル技術の活用によるイノベーション創出を目指す。金属3Dプリンターとスマートテキスタイルを看板テーマに掲げる。

　サイバーフィジカルシステムやAI（人工知能）、ロボット、 センサーなどを融合した技術を開発することを目標としている。

（24日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）