2020.02.12 パナソニック パーシャル搭載冷蔵庫WPXシリーズが好評

業務用レベルの急速冷凍を実現した「はやうま冷却」が好評の冷蔵庫プレミアムモデル「パーシャル搭載冷蔵庫」(NR-F656WPX)

弁当の粗熱取りも、よりスピーディになった弁当の粗熱取りも、よりスピーディになった

「Cool Pantry」ドアモニター(週別)「Cool Pantry」ドアモニター(週別)

「Cool Pantry」マイリスト(登録画面)「Cool Pantry」マイリスト(登録画面)

 パナソニックは、業務用レベルの急速冷凍を実現した「はやうま冷却」が好評の冷蔵庫プレミアムモデル「パーシャル搭載冷蔵庫」WPXシリーズ(庫内容量550/600/650リットル)をモデルチェンジし、25日から発売する。「はやうま冷却」がさらに進化し、使い勝手がより高まった。

 素早い冷却がユーザーに支持

 「はやうま冷凍」「はやうま冷却」を搭載したWPXシリーズは、昨年3月から発売。業務用レベルの急速冷凍による素早い冷却がユーザーに支持されている。

 食パンのふんわり感を保ったり、肉の食感や野菜の色・栄養素を保って冷凍できる「はやうま冷凍」は、忙しい共働き世帯などを中心に人気の機能だ。

 また「はやうま冷却」による粗熱取りの機能は、弁当を作るユーザーに好評。特に夏場、食中毒が気になるユーザーの衛生面に配慮して食材を早く冷ましたいというニーズに応える最適な機能となっている。

 同シリーズは前年のWPXシリーズ18年度モデルと比べ、1月末までの累計で前年比1.4倍と大きく伸ばしている。

 WPXシリーズ新製品


 WPXシリーズ20年度モデルは、購入者が最も多く使っている「はやうま冷却」の「冷ます」モードが進化した。アツアツご飯を詰めた弁当の粗熱取りも従来の5分から3分に短縮した。

 IoT機能による使用ログデータ分析では、最も使用回数が多いのは「はやうま冷却」の「冷ます」モードの5分設定で、平日朝の時間帯に多く使われているという。

 同社の調査によると、弁当の粗熱取りにかける時間は10分以上かける人が9割以上を占め、1時間以上かける人も約2割もいる。

 使用頻度の高い機能の時短性を高めることで、より便利に「はやうま冷却」が使え、忙しい朝の時短をアシストする。

 また、スマートフォンの専用アプリケーション「Cool Pantry」を使えば「冷ます」時間を10秒ごとに設定できるので、繊細な温度調整が求められ、素早く冷ましたい離乳食など、食材や料理に合わせて使うことができる。

 専用アプリ「Cool Pantry」には、「はやうま冷却」の「冷ます」「急冷」モード、「はやうま冷凍」の「急凍」モードのよく使う時間を設定し、お気に入り登録する「マイリスト」を新たに搭載した。

 本体の操作パネルを使わずにスマホで操作することができ、使い勝手が向上した。

 「ドアモニター」でエコに使う

 また、新たに「ドアモニター」も搭載。冷蔵室のドアの開閉回数が分かり、冷蔵庫の使用状況を確認できる。毎日の確認はもとより、1週間分の履歴表示もできる。冷蔵庫のよりエコな使いこなしに役立つ。

 離れて暮らす家族の冷蔵庫を専用アプリに登録すれば、スマホでモニターして見守りにも役立てられる。設定した期間にドア開閉がないと通知する。

 デザイン面では、同社独自の「フロスト加工ガラスドア」を採用し、上質なキッチン空間を演出する。

 フロスト加工ガラスドアは、心地よい滑らかな手触りにするための特別加工を施し、光を吸収しつつ優しく反射する。

 指紋が付きにくく、調理中の手で触れても汚れにくく、キッチンにおける使い心地を追求している。

 カラーは落ち着きのある空間に映える「ミスティスチールグレー」、明るい空間に映える「フロスティロイヤルホワイト」を採用した。

 このほか、ミラー加工を施した「オニキスミラー」もそろえる。ラインアップはNR-F656WPX/同F606WPX/同F556WPXの3機種。

 IoT機能でユーザーに寄り添う

 同社では、冷凍・冷却など鮮度保持技術の進化に加え、IoT機能でユーザーに寄り添い、「おいしく保存でき、調理をアシストする」冷蔵庫として、新製品を積極的に訴求していく。