2020.02.12 名大などの研究グループ 健診でパーキンソン病・認知症のリスク評価

 名古屋大学、国立長寿医療研究センターの研究グループは、難治神経変性疾患の一つであるレビー小体病(パーキンソン病〈PD〉とレビー小体型認知症〈DLB〉を合わせた疾患概念)を対象とする臨床研究において、日本人の一般人口におけるレビー小体病の前駆症状(prodromal症状)の保有率を明らかにし、自覚症状のない50歳以上の健診受診者の5.7%に、二つ以上の前駆症状があるハイリスク者が存在することを見いだした。

 レビー小体病は、αシ...  (つづく)