2023.06.16 調理家電、コロナ後の商品戦略重要に メニュー開発などソフト面の提案も充実

料理への負担を感じるユーザーは多く、時短調理やおいしさ志向に応える調理家電のハード・ソフト開発が活発だ

 コロナ禍で内食化が進み調理家電の需要が拡大したが、アフターコロナの段階を迎え、需要の顕在化に向けた新たな商品戦略が重要になってきた。新しいカテゴリーの自動調理鍋が需要をつかんでいるほか、多彩なメニュー提案などサービス開発も加速している。

 コロナ禍で在宅時間が伸び、家庭で調理する機会が増えたことを機に、調理家電商品群へのユーザーの関心は相対的に高まったといえる。

 調理家電分野では家事省力化のニーズが高まり...  (つづく)