2023.06.26 東芝、センシング技術応用に期待 熱伝導型ガスセンサーで水素活用やヘルスケア関連も

 東芝は25日、混合ガスで濃度測定できる小型センシング技術を、世界で初めて開発したと発表した。各ガスの濃度のリアルタイムのモニタリングを実現し、カーボンニュートラル社会の実現を後押しする。加えて、技術を単体ガスのセンシングに応用し、水素漏えいの検知や屋内空気質のモニタリング、呼気水素による腸内環境のモニタリングなどにも貢献できる。

 同技術を活用してCO₂やH₂(水素)、CO(一酸化炭素)などのガスについて測定できる。

...  (つづく)