2023.07.05 山梨大学の原本教授らが病院内の新型コロナウイルス量を可視化 空気清浄機のフィルターから検出

日本リハビリテーション医学会学術集会のポスター

 山梨大学大学院の原本英司教授、医療関連企業である雷神の風(東京都港区)の細田悟代表取締役らの医工連携グループは、市販の空気清浄機の集じんフィルターで捕捉した新型コロナウイルスを回収して検出する技術を開発し、病院内における新型コロナウイルス量の可視化に成功。空清を利用することで、空間中の新型コロナウイルス遺伝子(以下ウイルス遺伝子)を定量的に検出可能であることを実証した。細田氏は大田病院(東京都大田区)の副院長で、2021年に雷神の風を設立している...  (つづく)