富士通ゼネラルは、2027年を目標年度とする新しい省エネ基準を達成したルームエアコンの中級機「ノクリア」Wシリーズを提案していく。

　Wシリーズは、ラインアップする全8機種で新たな省エネ基準をクリアし、価格と性能のバランスに優れたモデル。例えば2.2kWタイプでは期間消費電力量630kWh、APF（通年エネルギー消費効率）6.6で、エアコンの使用年数を10年と仮定すると電力使用量に大きな差が出ることが期待できる。

　省エネ運転をサポートするため、0.5度刻みの細かな温度設定を可能にしているほか、節電設定や電気代の音声アドバイス機能も備える。その日の運転時間の通知や、前日の電気代を超えそうな場合に注意を促すなど、日常生活で省エネ・節電意識を高めやすくしている。

　フィルター自動掃除機能をはじめ、室内機を清潔にする「ノクリア クリーンシステム」も搭載。熱交換器を加熱して除菌する「熱交換器加熱除菌」や、風の吹き出し口でもカビの繁殖を抑制する「防カビ送風路」、フィルター上に付着したウイルスや細菌、カビの繁殖、アレル物質を抑制する「ウイルカット・フィルター プラス」で、清潔性を持続できるようにしている。

　Wシリーズのデザインは、前面に手すきで作られる紙のような繊細な陰影を表現する線の紋様を施し、ぬくもりのある自然な風合いを演出。水平・垂直を基調としたフォルムは本体をスリムに見せて圧迫感を低減している。

　販促の一環として、9月30日までにWシリーズを購入し、10月31日までに応募すると、先着1万人に無線LANアダプターがもらえるキャンペーンを実施している。

　アダプターを使えば、アプリを使用してスマートフォンからの遠隔操作などIoT化が図れる。