2023.07.10 アフターコロナへ中国市場戦略は DXやGXなどTDK総経理に聞く
ラム総経理
コロナ禍がほぼ収束する中、TDK中国本社は、電気自動車(EV)や5G市場をターゲットに中国ビジネスを展開する。ジョー・キット・チュー・ラム総経理に今月初め、足元や戦略を聞いた。
中国市場の環境は「ゼロコロナ政策が終わり、中国の今年第1四半期のGDP成長率は4.5%まで回復。エネルギー急騰を受け、xEVや太陽光発電(PV)など応用技術への需要が増えている」と指摘する。
ただ、消費者市場の動きは鈍く「スマートフォン部門の売上高が倍増する中、低価格モデルは伸びているのに対し、高級モデルは変動がない。この状況がしばらく続く」とみる。
そうした中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)や、エネルギートランスフォーメーション(EX)の市場を重視。さらに、EV関連などな戦略製品について、研究開発や性能改良に投資している。
このほか、中長期の戦略などを展望した。
(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)