2023.07.13 島津製作所子会社などが材料押出積層方式による金属3Dプリンター造形技術確立 他方式に比べ安価で、取り扱いが容易
島津産機システムズの高橋伯征執行役員、エス.ラボの柚山精一社長、第一セラモの川北晃司社長、近畿大学次世代基盤技術研究所の京極特任教授(右から)
島津製作所の子会社である島津産機システムズ(大津市)、エス.ラボ(京都市伏見区)、第一セラモ(滋賀県東近江市)、近畿大学の4者は、2021年末から共同研究してきた「材料押出積層(MEX=Material EXtrusion)方式」による金属3Dプリンター造形技術を確立した。24年4月以降、MEX方式のペレット溶解積層式金属3D積層造形システムとして、レシピを含めて販売する。
まずはSUS316L、SUS630(17-4PH)... (つづく)